たちばなしののめ

橘 東雲仲田博喜

精鋭集団“梟”にして最強を誇る橘三兄弟の次男。
十種神宝（とくさのかんだから）が一、
八握剣（やつかのつるぎ）により龍脈を武器に宿らせる。
剣の達人。
日の御門の命により、月の御蔵の神宝を集める。
未布留と羽矢十とは義兄弟の誓いを交わしている。
その誓いは血よりも濃い。
かつて、鶴首と義兄弟の誓いを結んでいたが・・・

たちばなみふる

橘 未布留櫻井圭登

“梟”の橘三兄弟の長男。
十種神宝（とくさのかんだから）が一、
真経津鏡（まふつのかがみ）を用いてあらゆる神を地に呼び、
その力の一端を身に宿す。
弭槍を操り遠近自在に立ち回る。
義兄弟の誓いを交わした弟二人を溺愛し、
その誓いに魂を捧げる。

たちばなはやと

橘 羽矢十富園力也

“梟”の橘三兄弟の三男。
十種神宝（とくさのかんだから）が一、
道返玉（ちがえしのたま）によりあらゆる龍脈を知覚する。
西洋式剣術を使い、敵を翻弄する。器量のいい天然。
義兄弟の誓いを交わした兄ふたりを心から尊敬し、
その誓いに命を賭ける。

茨木童子佐藤永典

かつて平安京を荒らした伝説の兄弟鬼の弟。
討伐され、十年以上封印されていた。
ある目的からあらゆる国を渡り歩いては一族を皆殺しにしてきた。
その中にはアゲハの一族、上月家も含まれる。
賀茂在昌（「錆色のアーマ」 -繋ぐ-公演に登場）によって
その封印を解かれ、兄の酒呑童子の協力により受肉。
全ては日本を妖の世界とするため。
二対の妖剣「十握剣（とつかのつるぎ）」を操る。

藤白石渡真修

雑賀衆を有する、紀の国をまとめ上げる裏衆、八咫烏の筆頭。
どの国にもまつろわぬ、という紀の国の理念を受け継ぎ、
国のためにその命を捧げる。
真面目な性格であり、その地位からか尊大に振る舞う。
孫一に対してライバル意識を燃やす。
アーマの源流でもある龍脈を操るアーマ
「応龍生殺（おうりゅうせいさつ）」を使う。
その強大な力は使うたびに命を削る。

酒吞童子田中しげ美

かつて平安京を荒らした伝説の兄弟鬼の兄。
賀茂在昌（「錆色のアーマ」 -繋ぐ-公演に登場）の力を借り、
弟・茨木童子の封印を解く。
本人としては殺し合いの中に居ることが第一であり、
人間が研鑽した力を叩き潰すことに快感を覚える。歴史マニア。
大剣「大量（おおはかり）」を振り回す。

黒氷平田裕一郎

義手と義足、五臓六腑のあらゆる場所が銃で仕上がっている。
五臓六腑全てがアーマ。
ガトリングガンの様な回転式連発銃「白虎薙ぎ」を操る。
銃マニアで自身で銃を考案しては、自分の身に組み込む奇人。
雑賀衆を有する紀の国の中でも中枢の一族。

アゲハ神里優希

見た目は女のような美少年。変装の達人。
暗闇でも見える視力の持ち主。情報を集めたりするのも得意。
人を惑わせる小銃のアーマ「朱雀惑い」を使う。
名家の出だが、国を滅ぼされ、
一族を皆殺しにされそうになったところ、一人生き残る。
その後、孫一と出会い、雑賀の里に入る。
孫一が運命の相手と割と本気で思っている。双子の姉が居た。

鶴首荒木健太朗

雑賀衆の中では、最年長として孫一を影で支える存在。
数キロ先の的を確実に仕留める雑賀随一の名手。
槍にもなりうる長銃のアーマ、「鳳凰落とし」を扱う。
目の奥に不治の病を抱えていたが、
同じ雑賀七人衆蛍火のアーマの力により、進行は抑えられている。
陰陽師の家系、勘解由小路の血を引きある程度は術式を扱える。